Monthly Archives: 6月 2015

「タリス・スコラーズ」公演、終了しました。

6月21日、史上最高・最強のア・カペラ集団、タリス・スコラーズがバロックザールへやってきました!

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現在のメンバーは、コンダクターのピーター・フィリップスを入れて11名。
プログラムは以下のようなものでした。
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ジョン・タヴァナー:ルロイ・キリエ
JohnTaverner (ca. 1490-1545): Leroy Kyrie
ジョン・タヴァナー:西風のミサ曲
John Taverner: Missa Western Wind
グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ
Gregorio Allegri (1582-1652): Miserere
アルヴォ・ペルト:石膏の壺を持つ女性
Arvo Pärt (1935- ): The Woman with the Alabaster Box
アルヴォ・ペルト:皇帝カエサルへの貢物
Arvo Pärt: Tribute to Caesar
ロバート・パーソンズ:めでたし、マリア
Robert Parsons (ca. 1535-1571/2): Ave Maria
ロバート・パーソンズ:おお、慈悲深きイエス
Robert Parsons: O bone Jesu
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今回のプログラムには、現代作曲家ペルトという新たなレパートリーも加わり、これまでとはちょっと違うタリス・スコラーズの顔を垣間見ることができました。
ちなみに、タリス・スコラーズは今年2月にCD『ティンティナブリ』をリリースしています。オール・ペルトのこのCD、著名なクロスオーバー・アーティストたちと並んで、英国のクラシカル・アーティスト・アルバム・チャートにトップテン入りしています。

Tintinnabuli

 

CDのタイトルになっている「ティンティナブリ」とは、ペルト自身が独自に見つけた作曲技法のことです。簡素な音の組み合わせを、まるで鈴の音が鳴り続けるように一定のリズムで繰り返しています。
現代作曲家でありながらも、西洋音楽の原点、つまりグレゴリオ聖歌や中世の音楽、ルネッサンス音楽やバロック音楽といった古楽に目覚めていったペルト。
美しくも大胆な響きに満ちています。ペルト×タリス・スコラーズの組み合わせは最高です!今回聞き逃した方は一度、CDで聴いてみてくださいね。