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2015年度青山音楽賞 受賞者発表!

1月から12月までにバロックザールで開催されたリサイタルの中から、優れた演奏を行った方々を顕彰する「青山音楽賞」。

2015年の青山音楽賞が決定しました!
今年は、新人賞が4名!青山賞が2名、バロックザール賞が1組となっております。

それではまず、「新人賞」の発表から!

毛利文香(新人賞)

毛利文香(もうりふみか/ヴァイオリン)
受賞対象公演:2015年4月18日(土)「毛利文香ヴァイオリン・リサイタル」
プロフィール:2012年、第8回ソウル国際音楽コンクールにて、日本人として初めて、史上最年少で優勝。2015年、第54回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールにて第2位、エリザベート王妃国際音楽コンクール2015にて第6位入賞。川崎市アゼリア輝賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。
これまでに、神奈川フィル、東京フィル、東京響、群馬響、大阪響、韓国響、ベルギー国立管、ブリュッセルフィル等、国内外のオーケストラと多数共演。また、宮崎国際音楽祭、武生国際音楽祭、ル・ポン国際音楽祭、JTが育てるアンサンブルシリーズ、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」等に出演。2013年10月には、韓国・ソウル近郊にてリサイタルツアーを行った。
ヴァイオリンを田尻かをり、水野佐知香、原田幸一郎の各氏に師事。桐朋学園大学音楽学部ソリストディプロマコース、及び洗足学園音楽大学アンサンブルアカデミー修了。現在、慶應義塾大学文学部3年在学中。2015年9月より、ドイツ・クロンベルクアカデミーに留学し、ミハエラ・マーティン氏に師事している。

 

上野星矢(新人賞)

上野星矢(うえのせいや/フルート)
受賞対象公演:2015年7月25日(土)「上野星矢フルート・リサイタル」
プロフィール:2008年「第8回ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール」優勝。
2012年、パリ国立高等音楽院第1課程を審査員満場一致の最優秀賞並びに審査員特別賞を受賞し卒業。
日本コロムビアレコードよりCD『万華響 KALEIDOSCOPE』、『DIGITAL BIRD SUITE』、『into Love』を発売。
2014年、NewYork Young Concert Artist Competition優勝。
2015年、アメリカ各地でリサイタルを行い、カーネギーホールデビューを果たす。
同年、日露友好コンサート(モスクワ)に出演。
第15回ジョルジュ・ディマ国際音楽コンクール(ルーマニア)フルート部門の審査員。
2016年、NHKニューイヤー オペラコンサート出演
東京交響楽団、チェコフィル八重奏団、イル・ド・フランス国立管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハ-モニー交響楽団等と共演。
ティーニュ国際夏期音楽アカデミー(フランス)、アカデミア・シギショアラ(ルーマニア)でフルートクラス講師を務める。
現在は、日本各地でリサイタルを行う他、ヨーロッパ各国でのリサイタルや室内楽、フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団首席フルーティストとして客演、海外オーケストラとの協演。アジアでは台湾,上海やソウルでのマスタークラス、リサイタルを行うなど世界を舞台に活躍。

 

周防亮介(新人賞)周防亮介(すほうりょうすけ/ヴァイオリン)
受賞対象公演:2015年8月29日(土)
プロフィール:’95年京都に生まれる。
7歳よりヴァイオリンを始め、昨年第25回出光音楽賞を受賞し今最も期待される新進気鋭のヴァイオリニストである。
’09年クロスター・シェーンタール国際ヴァイオリンコンクール1位及びヴィルティオーゾ賞・全部門の最高演奏者に贈られるEMCY賞受賞。
’10年ダヴィッド・オイストラフ国際ヴァイオリンコンクールで最高位及びスポンサー特別賞受賞。
’11年東京音楽コンクール1位及び聴衆賞受賞。
’12年日本音楽コンクール2位及び聴衆賞受賞を受賞し、その他国内外の音楽祭やマスタークラスで研鑽を積みIMA音楽賞、優秀賞など受賞。
12歳で京響と共演しデビュー。
15歳の時、〈国際音楽祭ヤング・プラハ〉より招聘されプラハ室内管弦楽団と共演しヨーロッパデビューを果たし、翌年も同音楽祭に招かれチェコ各地でリサイタルを行い好評を博す。
その後パリにてパリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ国立歌劇場管弦楽団の演奏家により結成された特別なオーケストラと共演し話題を呼んだ。
’14年サンクトペテルブルク〈音楽の家〉よりアジア人として初めて招聘され、アレクサンドル・ティトフ氏指揮・国立サンクトペテルブルク・アカデミーオーケストラと共演し大成功を収めた。
その他アジア、欧州各地で演奏し海外でも高く評価をされている。
これまでに東響、新日本フィル、東京フィル、東京シティ・フィル、PACオーケストラ、アンサンブル金沢、横浜シンフォニエッタ、アンサンブル神戸などと共演。
テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」などにも出演している。
現在、東京音楽大学2年特別特待奨学生として在学。
’14、’15年度ロームミュージックファンデーション奨学生。

 

山根一仁(新人賞)山根一仁(やまねかずひと/ヴァイオリン)
受賞対象公演:2015年12月19日(土)「山根一仁ヴァイオリン・リサイタル」
プロフィール:1995年生まれ。2010年中学校3年在学中に第79回日本音楽コンクール第1位、レウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)、及び全部門を通して最も印象的な演奏に贈られる増沢賞も受賞。同コンクールで中学生の1位は26年ぶりの快挙。以後活発なソロリサイタルの他、N 響、東響、新日フィル等国内主要オーケストラと共演を重ね, 16歳でベルリン・フィル五重奏団、17歳では巨匠M=ヴェンゲーロフ氏と共演、東京のトッパンホール『エスポワールシリーズ』にも最年少で抜擢されるなど注目を集め、2016年6月山田和樹氏指揮バーミンガム市交響楽団、2017年6月ラザレフ氏指揮日本フィル等との共演他が決定している。NHK-Eテレ『ららら♪クラシック』、TV朝日『題名のない音楽会』、テレビ東京BSジャパン生放送2015-16東急ジルベスターコンサート等多数出演。横浜文化賞文化芸術奨励賞最年少受賞。岩谷時子音楽財団『Foundation for youth賞』受賞。12,13年度ロームMF奨学生。現在江副記念財団奨学生。故富岡萬、水野佐知香両氏、桐朋学園大学ソリストディプロマコース全額免除特待生として原田幸一郎氏に師事。現在ドイツ国立ミュンヘン音楽・演劇大学にてクリストフ=ポッペン氏のもと、さらに研鑽を積む。

 

次は「青山賞」の発表です。

辻本玲(青山賞)

辻本玲(つじもとれい/チェロ)
受賞対象公演:2015年10月10日(土)「辻本玲チェロ・リサイタル」
プロフィール:東京芸術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。その後シベリウス・アカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学し卒業。第72回日本音楽コンクール第2位(「聴衆賞」受賞)。2007年度青山音楽賞新人賞受賞。2009年ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)。2011年に東京サントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。2013年トッパンホールでのリサイタルは読売新聞の演奏会評にて「質実剛健な音、得難い逸材」と絶賛され、秋には齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。サイトウ・キネン・オーケストラやアルカス佐世保のレジデンス・カルテットの一員として活動するほか、チェロ四重奏団「「クァルテット・エクスプローチェ」や「及川浩治トリオBee」「堀米ゆず子室内楽シリーズ」等に参加するなど実力派として注目を集め、今後の活躍が期待されている。日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・チェロ奏者。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。使用楽器は、NPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを貸与されている。
公式サイト http://www.rei-tsujimoto.com

 

藤木大地(青山賞)
ⒸK.Miura

藤木大地(ふじきだいち/カウンターテナー)
受賞対象公演:2015年11月7日(土)「藤木大地カウンターテナー・リサイタル」
プロフィール:2012年、日本音楽コンクール声楽部門第1位。権威ある同コンクールにおいて、史上初めてカウンターテナーが優勝したことは、大きな話題となった。13年5月にボローニャ歌劇場に開場250周年記念として上演されたグルック「クレーリアの勝利」マンニオ役に抜擢されてデビュー。続いて6月には同劇場でバッティステッリ「イタリア式離婚狂想曲」カルメロ役で出演、11月には日生劇場でのライマン「リア」エドガー役(下野竜也氏指揮・読売日本交響楽団)を好演。2014/15シーズンにはウィーン国立歌劇場と日本人カウンターテナーとして初めて客演契約を結び、続けて2015/16シーズンの契約も結ばれるなど、バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーで国際的な活動を展開する、現在最も注目を集めるアーティストのひとりである。02年東京藝術大学卒業。05年新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリア・ボローニャ、ロームミュージックファンデーション奨学生としてウィーンに留学。03年に新国立劇場公演「フィガロの結婚」(U.シルマー氏指揮)クルツィオ役でテノール歌手としてデビュー後、テノール歌手としての国内外での演奏活動の一方で、コンサートプロデュース、ウィーン国立歌劇場におけるオペラ制作についての研修、ウィーン国立音楽大学大学院での文化経営学の研究など、多彩に活動する。11年に歌手活動をカウンターテナーに転向。同年ローマ国際宗教音楽コンクールのファイナリスト。12年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてオーストリア代表として2年連続で選出され、世界大会でファイナリストとなり、ハンス・ガボア賞を受賞した。同年秋、アイルランドにて2都市でのソロ・リサイタルに招聘されたほか、13年にはダブリンでヘンデル作曲「メサイア」、ペルゴレージ作曲 「スターバト・マーテル」のアルトソロ、九州交響楽団(黒岩英臣氏指揮)、東京フィル(小林研一郎氏指揮)との「第九」アルトソロ、14年にはオーケストラ・アンサンブル金沢のニューイヤーコンサート(井上道義氏指揮/全国4公演)、日本フィルハーモニー交響楽団(藤岡幸夫氏指揮)との「第九」アルトソロ、京都芸術センター主催のモノオペラ「ひとでなしの恋」(世界初演)、15年に行われた第58回NHKニューイヤーオペラコンサートに2年連続出演するなど活躍の場を広げている。15年第19回松方ホール音楽賞受賞。声楽を鈴木寛一、マイケル・チャンスなどの各氏に師事。宮崎県出身。ウィーン在住。

 

最後は「バロックザール賞」です。

無題

ヴェセリン・パラシュケヴォフ(ヴァイオリン)&村越知子(むらこしともこ/ピアノ)
受賞対象公演:2015年4月11日(土)「ヴェセリン・パラシュケヴォフ&村越知子デュオ・リサイタル」
プロフィール:
ヴェセリン・パラシュケヴォフ/ブルガリア、ソフィア近郊サモコフで生まれる。ソフィア国家試験を最優秀で修了後、レニングラード(現サンクトペテルブルク)、ウィーンで研鑽を積み、1973年よりウィーンフィルのコンサートマスター、1975年よりケルン放送交響楽団第一コンサートマスター、1980年よりエッセン音楽大学教授。演奏活動はヨーロッパ各地、アメリカ、ロシアに渡り、日本、台湾、韓国でも指導者、ソリストとして活躍している。
村越知子/兵庫県宝塚市生まれ。パリ、エコール・ノルマル音楽院、イタリア国立トリノ音楽院卒業。ヴィオッティ=ヴァルセージア、パヴィア、スルモーナ、 セニガリアなど数々の国際コンクールで第1位受賞。96年ABC新人オーディション合格。以来、リサイタル、オーケストラとの協演、室内楽、伴奏など、幅広く演奏活動を続けている。2001年度「青山音楽賞」受賞。2009年度神戸灘ライオンズクラブ音楽賞受賞。現在、イタリア、ミラノ在住。

パラシュケヴォフ&村越知子のデュオは、2003年に初めて協演。以来、毎年演奏活動を行なっている。レパートリーはバロックからドイツクラシック音楽を中心に、ロマン派、近代、ブルガリアの作品を含む。

 

 

受賞者のみなさん、おめでとうございます!
授賞式は3月5日、青山音楽記念館バロックザールにて行われます。

2016年度青山音楽賞のエントリーも既に始まっています。
多くの音楽家の方々によるご利用をお待ちしております。