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バロックザール
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青山音楽賞歴代受賞者
AOYAMA MUSIC AWARDS
2003年 《第13回》 バロックザール賞
岡田加津子
岡田 加津子
岡田 加津子 おかだ かづこ /作曲
 京都市立京都堀川音楽高校を経て、東京藝術大学作曲科卒業。同大学院修了。現在20曲余の楽譜と、9タイトルのDVD作品出版の他、演奏会用作品、教科書用作品など、委嘱制作多数。2011年より京都市立芸術大学准教授。京都在住。
 自作品ばかり5曲で構成した「岡田加津子作品展」の中で、私は兼ねてから構想を練っていた「ステッキなカサなり」という作品を初演しました。この作品は、ステッキとカサと靴音だけで構成されたシアターピースで、後の、楽器を使わないで演じる音楽ドラマ「ミニシアターシリーズ」の第1弾となりました。自分の頭の中で考えていることを正確に表現するには、まず自分で演ずるしかない、と決心し、この作品だけは自演しました。共演者の池上英樹氏(2004年バロックザール賞受賞)も、この作品をきっかけに打楽器奏者としてもパフォーマーとしても、またダンサーとしても、ますます魅力的に脱皮し続けておられます。自分にとって、障害で節目となるいくつかの作品の内の大切な一つが、このバロックザールで産声を上げたことを、今でも感慨を持って思い起こします。