
2022年度青山音楽賞新人賞 音楽研修成果披露演奏会 山根風仁 チェロリサイタル ベートーヴェンとパリの弦楽器奏者たち~秘曲で紐解く楽聖の素顔~
公演情報

入場料
¥4,000(一般)・¥2,000(学生・30歳未満)※当日各¥500増【全席自由】
開催日時 | 2025年11月29日(土) 18:00開演(17:30開場) |
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出演者 | 山根 風仁(ヒストリカル・チェロ) 山根 友紀(フォルテピアノ) |
演奏曲目 |
◆ヴィオッティ:ディヴェルティスマン 第1番 イ短調 |
チケット販売 |
◎バロックザールオンラインチケット ◎窓口販売 ※未就学児入場不可 |
お問い合わせ |
◎Lynx Consort Office |
プロフィール
Duo Yamane
歴史的演奏習慣をより深く理解し、古典派・ロマン派作品の魅力を現代に新たに問い直すことを目指し、2022年に活動を開始。歴史的楽器によるチェロとピアノのための主要レパートリーの再解釈にとどまらず、未出版・未録音作品の発掘にも積極的に取り組み、忘れられた作品に新たな命を吹き込むことで、現代の聴衆と作品との新しい出会いを生み出している。ベルギー・アントワープでのInternational Young Artist’s Presentationを皮切りに、ブリュッセル、パリなどヨーロッパ各地の音楽祭に出演。2024年には日本デビューも果たし、今後のさらなる展開が注目されている。
山根 風仁(ヒストリカル・チェロ)
第32回青山音楽賞《新人賞》受賞。美学的側面から作曲当時の演奏習慣を研究し、実際の演奏へと取り入れるヒストリカル・チェロ奏者。
国内では、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ等、日本を代表するアンサンブルのメンバーとして活動。海外ではウィグモアホール等で演奏するほか、テレジア管弦楽団(イタリア)の首席チェロ奏者としてヨーロッパ各地の音楽祭に出演。ソリストとして、これまで芸大フィルハーモニア管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団等と共演。
近年は19世紀~20世紀初頭の演奏習慣の研究に力を入れ、主宰するLynx Consortプロジェクトの取り組みを通して、新しいコンサートシーンの開拓に取り組んでいる。
東京藝術大学を安宅賞、アカンサス賞を得て卒業後、英国王立スコットランド音楽院を修了。その後、令和4年度文化庁新進芸術家海外研修制度により、ブリュッセル王立音楽院に学ぶ。
山根 友紀(フォルテピアノ)
埼玉県出身。チェンバロ、フォルテピアノ奏者。東京藝術大学附属高等学校、同大学音楽学部ピアノ専攻卒業、同大学院修士課程チェンバロ専攻修了。修士課程在学中に古楽科のティーチング・アシスタントをつとめる。通奏低音奏者としてチェンバロとオルガンを弾く一方で、複数の合唱団において常任伴奏ピアニストをつとめるなど、幅広く活動したのち渡欧。
ブリュッセル王立音楽院フォルテピアノ専攻を学士、修士課程ともに特に優秀な成績で卒業。在学中に学内のオーケストラプロジェクトにソリストとして抜擢され、オリジナルのフォルテピアノを用いたコンチェルトを演奏し絶賛された。国際古楽コンクール《山梨》鍵盤楽器部門第3位(1位なし)、PTNAピアノコンペティションF級銀賞ほか入賞多数。ベルリンフィルのオーボエ奏者、クリストフ・ハルトマン氏のソロリサイタルにおいてチェンバロ奏者として共演。
1600年ごろから1900年ごろまでの幅広いレパートリーを、時代ごとの楽器と奏法を用いた歴史的観点に基づく演奏で探求している。