
2023年度青山音楽賞バロックザール賞受賞記念演奏会 アルトマン✕岡本麻子✕白井圭✕横坂源~気心知れた名手たちによる極上の室内楽~
公演情報

入場料
¥3,500(一般)・¥2,000(学生)※当日各¥500増【全席自由】
開催日時 |
2025年10月29日(水) |
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出演者 | ディルク・アルトマン(クラリネット) 岡本 麻子(ピアノ) 白井 圭(ヴァイオリン) 横坂 源(チェロ) |
演奏曲目 |
◆カールマン(アルトマン編):《伯爵令嬢マリツァ》序曲 |
チケット販売 |
◎青山音楽記念館 ☎075-393-0011 |
お問い合わせ |
◎DMKG実行委員会 |
プロフィール

ディルク・アルトマン(クラリネット)
ハノーファーに生まれ、ヘルムート・パルシェック教授に師事。1985年よりSWR交響楽団首席クラリネット奏者。17歳の若さでカラヤン・アカデミーに入団。カラヤン、チェリビダッケ、クライバー、プレートル、サー・ノリントンなどの世界的に著名な指揮者と協演経験も持つ。
2013年に結成された「ルートヴィヒチェンバーオーケストラ」(LCP)の主要メンバー。編曲者としても活動し、プロコフィエフ作曲「束の間の幻影」の編曲が2017年に国際クラシック音楽賞(ICMA)にノミネートされた。これまでにソロ、室内楽のCDを5枚リリース。また、フェラーラ、ザルツブルク、ラインガウ音楽祭などの国際音楽祭へ招待され演奏する。
ピアニストの岡本麻子氏と共に開催したリサイタルに対し、第33回青山音楽賞 バロックザール賞を受賞。
日本のヨーゼフ(JOSEF)社製の楽器を奏で、その専門における最も多才な奏者の一人である。

岡本 麻子(ピアノ)
桐朋女子高等学校ピアノ科卒業後、渡独。フライブルグ州立音楽大学、同大学院、ケルン国立音楽大学国家演奏家資格を最優秀で修了。これまでに、東京音楽コンクール(第1位)、エピナール国際(第1位)、ロン・ティボー国際(第6位)、エリザベート王妃国際(ファイナリスト)等の国内外のコンクールにおいて入賞。2007年にメシアン国際ピアノコンクール第3位。入賞コンサートにてピエール・ブーレーズ氏指揮、アンサンブルアンテルコンテンポランと再共演し大絶賛される。第33回青山音楽賞バロックザール賞受賞。これまでに、仙台フィル、日本フィル、大阪フィル、大阪交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、フランス国立放送管弦楽団等のオーケストラと共演。国内外でソロや室内楽の演奏活動を行っている。また、NHK-FMラジオ「リサイタル・ノヴァ」、NHK-BS放送「クラシック倶楽部」などのメディアにも多数出演。2011年ソロCD「Visionary Pianism」、2015年「メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし全曲」、2022年「ステップトゥバッハインヴェンション」をリリース。現在、京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専攻非常勤講師、大阪教育大学芸術表現専攻(音楽)准教授。

白井 圭(ヴァイオリン)
トリニダード・トバゴ共和国生まれ。ソリスト、室内楽奏者、客演コンサートマスター、指揮者として幅広く活動している。2020年4月より3年間務めたNHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターとしては、世界的な指揮者達から全幅の信頼を得ると同時に各方面より絶賛された。
東京藝術大学卒業後、ウィーン国立音楽演劇大学に留学。徳永二男、大谷康子、田中千香士、堀正文、ゴールドベルク山根美代子、ヨハネス・マイスルなどに師事。
ARDミュンヘン国際音楽コンクール第2位及び聴衆賞(2009)などの受賞歴を持ち、これまでにチェコ・フィルなど国内外のオーケストラと共演。2011年9月より半年間は、日本人として初めてウィーン国立歌劇場の契約団員として所属した。
ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ、トリオ・アコード等のメンバーとしても活躍。
田中千香士レボリューション・アンサンブル音楽監督。2023年より鵠沼音楽アカデミー を主宰。

横坂 源(チェロ)
新潟市出身。桐朋学園女子高等学校(男女共学)を卒業後、ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑽を積む。これまでに鷲尾勝郎、毛利伯郎、ジャン=ギアン・ケラスの各氏に師事。2002年全日本ビバホール・チェロコンクール史上最年少で第1位。2005年出光音楽賞、2008年齋藤秀雄メモリアル基金賞、2010年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位、2012年ホテルオークラ音楽賞など多数受賞。2009年には、全ドイツ学生音楽コンクール室内楽部門で第1位を受賞。
豊かな音楽性やイマジネーションが卓抜したテクニックで表現され、「力強く、豊かで、円熟した音色、そして高い集中力と、何よりも情熱的で生き生きとした演奏」(ハレール・タグブロット)など、各誌で絶賛されている。
現在最も幅広い演奏活動を展開するチェリストの一人である。