川口成彦 フォルテピアノ レクチャーコンサート ~若きショパンが生まれた時代~(2020年4月5日振替公演)
公演情報
入場料
¥3,000(一般)・¥1,500(学生)【全席指定】
こちらの公演は、2020年4月5日(日)に予定されておりました公演の振替公演となります。
ホールの収容人数制限のため、前回中止となった公演のチケットをご購入いただいた方より、振替公演チケットご購入のご希望をお伺いし、自動配席による抽選とさせていただきます。
●抽選の対象となる方
2020年4月5日公演のチケットをご購入いただいていた方(別途ご案内をお送りしております)の中から、今回も購入を希望される方
●抽選応募期間(受付終了)
2020年11月1日(日)10:00 ~ 2020年11月14日(土)12:00まで
●抽選申し込み方法
バロックザール・オンラインチケットにログインいただき、必要事項と購入希望枚数を入力し、お申込みください。
(前回ご購入いただいた方のIDのみ抽選申し込みページに進めるようになっております)
●抽選結果発表(発表済み)
2020年11月15日(日)12:00 ご登録のアドレスにメールにてご連絡いたします。
●購入手続き・チケット引き換え
当選メールのご案内の手順に従って、カード決済もしくはコンビニ支払いにてお支払いください。
お支払い方法によって支払い期日が異なりますのでご注意ください。
チケットはお近くのセブンイレブンにてお引き換えください。
スマートフォンをご使用の方は電子チケットの利用も可能です。
※前回、来館にてご購入いただいた方は、お送りしておりますご案内をご確認ください。
※2020年4月5日公演のチケットをご購入いただいたにも関わらずご案内が届いていない場合は、お手数ではございますが 青山音楽記念館(☎075-393-0011)までお問合せください。
新型コロナウイルス感染症防止対策に、ご理解とご協力をお願いいたします。
●以下に該当する方はご入場いただけませんので、ご来場はお控えください。
・検温の結果、平熱と比べ高い熱がある。
・咳、全身倦怠感、味覚・嗅覚の違和感などの症状がある。
・新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触があった。
・過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域
への訪問歴、及び当該在住者との濃厚接触があった。
※当日のご来場をお控えいただく場合は、後日払い戻しを行います。
●館内では常時マスクの着用をお願いいたします。マスクを着用していないお客様のご入場はご遠慮いただきます。
●入場時に非接触体温計による検温にご協力ください。
●チケットはスタッフが目視で確認いたします。お客様ご自身で半券をお切りいただき、専用ボックスにお入れください。
●チケットを第三者へ譲渡された場合は、ホワイエ設置の来場者カードにご氏名・ご連絡先・座席番号等の記入をお願いいたします。
●ブラボー等の声援はお控えください。
●出演者へのご面会・贈り物はお控えください。
●客席内・ホワイエ等での会話はお控えください。
●換気により、室温が適温にならない場合がありますので、寒暖に対応できる服装でお越しください。
詳しくは新型コロナウイルス感染症予防ガイドライン をご覧ください。
開催日時 | 2020年12月12日(日) 15:00開演(14:30開場) |
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出演者 | 川口成彦(フォルテピアノ) |
演奏曲目 |
◆ベートーヴェン: |
チケット販売・ お問い合わせ |
※ 本公演の一般販売はございません。 |
出演者よりメッセージ
古典派とロマン派が交差した境界の時期が1810年~20年代で、当時、ベートーヴェンは、ポーランドの音楽に基づく「ポロネーズ」を創作し、一方、ショパンは、ワルシャワ時代からドイツ音楽の影響を受けていました。
また、シューベルトの幻想曲 ハ長調(グラーツの幻想曲)は、ショパンのアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズと音楽的な類似性を持つ印象を受けます。このように、西欧の同時代の作曲家の創作上の着想が、相互の国の音楽であるという背景を知ると、異なる作曲家同士の作品が国境を超えて、音楽的な影響を受け合いながら密接な結び付きを持っていることが分かります。
今回のレクチャーコンサートでは、特にショパンのピアノソナタ 第1番 ハ短調 Op. 4の作品が聴きどころのひとつとなっています。ショパンのピアノソナタでは、第2番や第3番が有名でありますが、ショパンのあまり知られていない「第1番 Op. 4」の演奏から、初期のショパンの音楽の別の側面が浮き彫りになります。
ある作曲家のメジャーな作品だけを聴くだけでは、その作曲家の音楽の本質までは理解できません。例えば、ピカソでもキュビスムの作品だけでなく、青の時代や初期の作品を鑑賞することでピカソの創作表現の全体像が明らかになります。それは、音楽でも同じことで、ショパンの稀有な作品の聴取が、新たなショパン像を知る契機になると考えています。
川口成彦(談)2019年10月13日、青山音楽記念館 バロックザールにて