公演情報
入場料
【全席指定】★(再販日)3月20日(金)午前10時00分よりウェブ販売のみ開始
≪開催中止のお知らせ≫
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な感染拡大の影響を受け、出演者の来日が困難であること、また、国内での緊急事態宣言の発令を受け、感染拡大防止に努めることを最優先とし、やむなく開催を中止とすることとなりました。
ご来場を予定されていた皆さまには、急なご案内となり大変なご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
《チケット返送受付期間》
2020年5月7日(木)から6月5日(金)の期間中にお送りください
※ 期間内にご返送のない場合は、当館よりお電話させていただきます。
※ 休館期間が延長となった場合、通常よりも対応にお時間を頂戴する場合がございます。
《チケット払い戻し方法》
1) オンラインクレジットカード決済でご購入された方
(電子チケット/郵送でのチケット受け取り/カード決済で窓口引き取り/カード決済でコンビニ引き取りの方)
2) 青山音楽記念館 バロックザールにて、各種カードでご購入された方
・チケット発券済みのお客さま(お手元にチケットがあるお客様)は、同封の「ご購入者(払戻対象者)情報」に必要事項をご記入のうえ、返信用封筒にてチケットと一緒にご返送ください。追ってクレジットカード会社を通してカード決済取消(ご返金)処理をいたします。
・コンビニ発券を選択されたあと、まだコンビニでチケット引き取りをされていないお客さまは、大変お手数ですがコンビニでチケットをお引き取りいただき、ご返送ください。
・「当日チケット受渡し」を選択されたお客さま、並びに電子チケットのお客さまは、チケットご返送の必要はございません。
当館でのクレジットカード決済取消(ご返金)処理後のご通知はいたしませんので、お手数ですが、お客さまご自身でクレジットカードのご利用明細にてご確認をお願いいたします。なお、クレジットカード会社によって、カード支払い明細書掲載月と返金の掲載月が異なる場合がございますので、お気を付けください。
3) 青山音楽記念館 バロックザールにて、現金でご購入された方
4) コンビニ支払・コンビニ引き取りにて、現金でご購入された方
5) 青山音楽記念館 バロックザールにて、電話予約現金書留でご購入された方
同封の「ご購入者(払戻対象者)情報」に必要事項をご記入のうえ、返信用封筒にてチケットをご返送ください。追って現金書留にてご返金させていただきます。
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≪お送りいただくもの≫
同封の返信用封筒(84円切手付)に下記を封入の上、お送りください。
※「当日チケット受渡し」を選択されたお客さま、並びに電子チケットのお客さまは、チケットご返送の必要はございません。
・チケット
(※ご購入者さまへのご返金になります。複数枚ご購入された場合は、まとめてご返送ください。)
・「ご購入者(払戻対象者)情報」(※本ページよりお切り取りください)
氏名/郵便番号/住所/電話番号をご記入ください。
≪返金の時期≫
ご返送確認後、順次返金処理をいたします。事務処理の都合により、払い戻し受付期間終了後より、最長で4週間ほどお時間を頂戴する場合がございます。何卒ご了承ください。
≪ご返金対象≫
チケット代金 5,000円(×購入枚数分)
郵送手数料 500円(※郵送にてチケットを受け取られたお客さまのみ)
現金書留送料 実費(※現金書留にてチケット代金をお支払いされたお客様のみ)
<払い戻しに関するお問合せ>
青山音楽記念館 バロックザール
京都市西京区松尾大利町9-1
TEL 075-393-0011(受付時間:9:30-18:00 月・火曜 休館 ※5月6日(水)までは臨時休館)
E-mail: ticket[at]barocksaal.com ※お手数ですが、[at]を@に変更ください。
※5月6日(水)までの間はメールでの受付のみとなります。
※臨時休館および在宅勤務期間が延長となる場合がございます。
開催日時 | 2020年5月29日(金) 19:00開演(18:30開場) |
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出演者 | 樫本大進(第1ヴァイオリン) ロマーノ・トマシーニ(第2ヴァイオリン) アミハイ・グロス(ヴィオラ) クリストフ・イゲルブリンク(チェロ) エスコ・ライネ(コントラバス) ヴェンツェル・フックス(クラリネット) シュテファン・ドール(ホルン) モル・ビロン(ファゴット) |
演奏曲目 | ◆フーゴ・カウン:八重奏曲 Op.34 ◆細川俊夫:八重奏曲(委嘱新作) ◆シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D 803 |
チケット販売・ お問い合わせ |
◎青山音楽記念館 075-393-0011 ※未就学児入場不可 ※一度の申し込みにつき3枚まで購入可 |
「ベルリン・フィル八重奏団 旬のメンバーが贈る最高峰のエッセンス」
ベルリン・フィル八重奏団は、同楽団の室内アンサンブルの中で最も長い歴史を持つグループ。2013年にはメンバーの半数が交代し、コンサートマスターの樫本大進も加わった。そこで今回、まずは彼に同グループの特徴を聞いた。
「ベルリン・フィルの良さを出す、その小バージョンという感覚です。ただし、オーケストラは指揮者が方向性を決めますが、八重奏団は各々が指揮者の役割を担っていますので、話し合いながらまとめる作業が生じます。とはいえ全員同じオケで演奏していますから、共通のベースの上で新しいアイディアを探ることができる。そこがとても面白いですね」
樫本大進(ベルリン・フィル八重奏団 第一ヴァイオリン)
もう1人話を聞いたのが首席コントラバス奏者のエスコ・ライネ。1998年から参加している彼は、「現在のグループは前よりずっと良い」と断言する。
「1人の時にこうと決めても、皆が集まると全く新しいアイディアが出てくるので、常に新鮮な状態を保つことができます。特に今のメンバーは常に向上心を持っていますし、多様性に富んでいて何が起きるか分からない。出てくるものが毎回違うので楽しいですね」
エスコ・ライネ(べルリン・フィル八重奏団 コントラバス)
同グループのトレードマークであり、今年の日本ツアーでも演奏されるのがシューベルトの八重奏曲。現メンバーも2017年に録音し、ステージともども濃密な名演を展開している。
「グループのDNAにある曲ですが、メンバーの個性が反映されますので、今は我々独自のものができていると思います。作品自体は、各楽器の魅力を引き出していて、1人1人が輝ける場所が確実にある曲ですね」(樫本)
「スケールが大きく、各楽章の性格が全く違う作品。この曲も今のメンバーになってどんどん良くなっています。昔はffが多かったのですが、今はppを大切にしていますし、現メンバーはチャレンジングなので、弾き終わってすぐにまたやりたいという気持ちになります」(ライネ)
今ツアーは、細川俊夫の委嘱新作も目玉の1つ。さらには後期ロマン派の作曲家フーゴ・カウンの八重奏曲というレア作品も披露される。
「細川さんの音楽はカラフルで柔らかく、フランス的な面も和のテイストもあって、色々なイメージができます。ベルリン・フィルと親しい作曲家で、メンバーのこともよくご存知なので、皆の長所を引き出すような曲を書いてくれるのではないかと、すごく期待しています。フーゴ・カウンの作品は、僕が発見してすごい曲だと思いました。ロマンティックで素敵な単一楽章作品で、ベルリンの作曲家という繋がりもあります」(樫本)
今ツアーの演目は全て八重奏曲。これは同グループの活動歴が20年を超えるライネも「初めて」とのこと。樫本も「せっかくの八重奏団なので八重奏曲だけのプログラムをずっとやりたかった。それがようやく実現できます」と語る念願の公演だ。
両者共に「仲の良いメンバーが楽しんでいるのが音楽に表れ、それが聴衆にも伝わると思います」と語る本公演。愉悦感に溢れた最高級の演奏をぜひ体感したい。
柴田克彦(音楽ライター)
◆ベルリン・フィル八重奏団◆
CD『シューベルト:八重奏曲』アルバム特設サイト
http://octet.wisteriaproject.com/