コンサートスケジュール Concert schedule

主催公演

小菅 優 ピアノ・リサイタル ~フォー・エレメンツ・ダイジェスト

2022 18 (土)
開場 開演

公演情報

入場料

¥4,000

¥4,000(一般)・¥1,500(学生)【全指定席】※学生席には席数の制限があります

開催日時 2022年1月8日(土)
15:00開演(14:15開場)
出演者 小菅 優(ピアノ)
演奏曲目

◆フランク:プレリュード、コラールとフーガ
◆武満徹:雨の樹 素描Ⅰ
◆ドビュッシー:前奏曲集 第1巻から
        「野を渡る風」「西風の見たもの」「沈める寺」
        前奏曲集 第2巻から
        「霧」「花火」
◆ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
◆シューベルト:幻想曲 ハ長調 D760「さすらい人」

チケット販売・
お問い合わせ

◎バロックザールオンラインチケット先行販売
 2021年9月18日(土)10:00より
◎窓口販売
 2021年9月26日(日)10:00より
◎青山音楽記念館  ☎075-393-0011
◎バロックザールオンラインチケット 
https://yyk1.ka-ruku.com/barocksaal-s/showList
◎チケットぴあ  ☎0570-02-9999(Pコード 207-945)
チケットぴあ詳細ページはコチラ
※未就学児入場不可
※一度の申し込みにつき4枚まで購入可
※学生席には限りがあります。

 

◇曲目解説を公開しました(2021.12.18更新)

小菅 優さんが、今回のリサイタルのために書き下ろした曲目解説を事前に公開いたします。
コンサートを楽しみにされている皆様、是非ご覧ください。

<Program Note>
https://barocksaal.com/news/4477/

 

◇特別インタビューを公開しました(2021.12.11更新)

小菅さん自身がプロデュースし大変話題となった「フォー・エレメンツ」シリーズ。
バロックザールでは「フォー・エレメンツ・ダイジェスト」と称して、
テーマである「水」「火」「風」「大地」のすべてを満喫できる魅力たっぷりの演奏会をお届けします。

演奏会に向けてお話をお伺いしましたので、是非ご覧ください。

<小菅 優さん特別インタビュー>
https://barocksaal.com/news/4422/

 

公演に寄せて~アーティスト・メッセージが届きました。(2021.8更新)

 『今回のプログラムでは、前半はフランス・パリを中心に活躍したフランクとドビュッシー、そして二人の影響を受けた武満徹、後半はベートーヴェンとシューベルトの転機にあたる、ウィーンで書かれた2つの傑作を演奏します。
 フランクは主な作品をすべて晩年に残しましたが、このプレリュード、コラールとフーガは優れたオルガン奏者だったフランク独特の教会のオルガンの響きと深い感情が結合した大作です。同じく晩年の集大成ともいえるドビュッシーの前奏曲集から水、火や風の描写に五感が刺激される作品を選曲しました。そして、武満の独自の神秘的な色彩感や音と音の間の休息に魅了され10代のころから演奏してきた「雨の樹 素描」を、彼の敬愛する作曲家たちの作品と共にお届けしたいと思います。

 後半はソナタ形式をもとに自由な構想を描く27歳のベートーヴェンのソナタ「悲愴」、シンフォニーの研究を積み重ねていた時期の25歳のシューベルトの「さすらい人」幻想曲、両作品からは人間の孤独感や内なる叫びがドラマチックに展開され、それぞれの葛藤が現れる傑作です。

 この全く異なった二つの世界を、皆様に精一杯お伝えするのを心より楽しみにしています。』

2021年8月 小菅 優

プロフィール

小菅 優(ピアノ)

高度なテクニックと美しい音色、若々しい感性と深い楽曲理解で最も注目を浴びている若手ピアニストの一人。2000年にドイツ最大の音楽評論誌「フォノ・フォルム」より、ショパンの練習曲全曲録音に5つ星が与えられた。
9歳より演奏活動を開始、2005年ニューヨークのカーネギーホールで、翌2006年には、ザルツブルク音楽祭でそれぞれリサイタルデビューを行い、大成功を収めた。
これまでにドミトリエフ、デュトワ、小澤、大植、ノリントン、オラモ等の指揮でベルリン響、フランクフルト放送響、シュトゥットガルト放送響、ハノーファー北ドイツ放送フィル、サンクトペテルブルク響、フィンランド放送響、最近ではノット指揮スイス・ロマンド管と共演。ザルツブルクをはじめラインガウ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン等の国際音楽祭にも出演し着実に活躍の場を広げている。
2010年ザルツブルク音楽祭で、イーヴォ・ポゴレリッチの代役としてフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮カメラータ・ザルツブルクと共演し、絶賛を博した。2012年4~5月、紀尾井シンフォニエッタ(指揮:ティエリー・フィッシャー)のアメリカ・ツアーに参加、10~11月にはハンスイェルク・シェレンベルガー指揮カメラータ・ザルツブルクの日本ツアーに参加、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番から第27番までの全8曲を共演し、高い評価を得た。2013年2月、服部譲二指揮ウィーン室内管弦楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」を共演、ウィーンデビュー。そしてロンドンのウィグモアホールでリサイタルを行いロンドンデビューを果たした。
2010年から15年にはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会(全8回)を東京、大阪で行い各方面から絶賛を博した。さらに現在はソロだけでなく室内楽や歌曲伴奏を含む、ベートーヴェンのすべてのピアノ付き作品を徐々に取り上げる新企画「ベートーヴェン詣」に取り組んでいる。2017年から4年にわたり、4つの元素「水・火・風・大地」をテーマにした新リサイタル・シリーズ『Four Elements』を開催した。
録音はソニーから発売している「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第5巻『極限』を含む15枚のCDをはじめ数多い。
第13回新日鉄音楽賞、2004年アメリカ・ワシントン賞、第8回ホテルオークラ音楽賞、第17回出光音楽賞を受賞。2014年に第64回芸術選奨音楽部門 文部科学大臣新人賞、2017年に第48回サントリー音楽賞受賞。

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